2018年04月12日
22年変わらない毎日の確認♪

私は今、46歳。
24歳の時に、先代の父親が他界したのをきっかけに、2代目として後を継ぎました。
そしてそれから22年。
思い起こすと、あっという間でした。
24歳の後を継いだ時から毎日変わらないこと。
それは、うなぎをさばく

その日の体調もありますが、包丁の刃の付き具合やうなぎをさばく時の刃のすべり、うなぎの質を確認しています。

国産うなぎは、夏から秋がうなぎの身も皮も柔らかく、身に含まれる水分も多いのが特徴です。
秋から春にかけては身も皮もしっかりしていますが、水分が少ない分、うなぎの美味しさを味わうことができます。
うなぎを好きな方が、冬の方がうなぎが美味しい

また、うなぎの質は仕入れるうなぎ問屋さんによっても、違いがあります。
提携している養殖業者さんによっても、養殖の仕方が違うので、身や皮の質も違ってくるわけです。
自分は、いつも仕入れているうなぎ問屋さんが提携している養殖業者さんを産地証明書によって確認するわけですが、それを確認しながらうなぎをさばいていくと、それぞれの養殖業者さんの特徴がわかってきます。
これは、実際にうなぎをさばいて検品してみないとわかりません。
毎日の変わらないことの積み重ねが、自分の仕事の歴史と時間そのものです。
これが、お客様への信頼につながればと思います。

ちょっと宣伝

明日の13:15からSBSラジオのSBSラジオ「 上田朋子のGoing My West」の番組で10分ほど、話をさせていただきます。
お時間が許しましたら聞いてください。
Posted by うな at 10:05│Comments(0)