2014年05月21日
静岡新聞さんに掲載されました!

こんにちは!うな

本日の静岡新聞さんの経済欄に「うなぎ米」の記事を掲載していただきました。
うなぎ米は・・・・

当店で排出されるうなぎの頭を魚のアラやエビ、カニ、昆布と合わせ有機JAS肥料にしています。

これは昨年、「食品循環資源の再生事業利用化計画」として環境省と農林水産省から認可をいただきました。
この肥料を使用して今回、特別栽培米を依頼したのです

三和畜産(とんきい)さんの鈴木社長が栽培するお米は「うなぎ米プロジェクト」と呼ばれるプロジェクトのもと、栽培を行っているのですが、これは、川魚やうなぎの稚魚の生息が確認された清らかな水を水田鑑定士の鑑定してもらい、認定されたのちこの水を田に引き込んでお米を栽培するというものです。

実は浜松市はお米の購入額が全国3位(県庁所在地、政令指定都市)なんです。
そしてうなぎの蒲焼は全国で1位。
私たちうなぎ屋にとって、お米は切っても切り離せない大事な主食

2年後には減反政策が終了し、農家さんへの補償もなくなることで大規模なお米の栽培でないと立ち行かなくなるだけではなく、コメの過剰生産による価格の低下も懸念されます。

そうした環境の中、地域での連携により新たなブランドの創出と、確かな品質の商品の適正価格が中小零細企業の生きる道だと考えています。
今回の取り組みが広がりももてる事業になるように今後も精進したいと思っています。

Posted by うな at 12:19│Comments(0)