先日、感銘を受けた話。
おはようございます。うなさんです。
先日、浜北商工会の商業部会の講演会がありました。
いらっしゃった先生はNHKの「たっぷりしずおか」に出演されているアナウンサーの
方でした。
わたしは部会の役をやっているので、出席させていただきました。
この講演の中で、オンリーワン企業への取材を通じて社長さんからもらった
感銘を受けた言葉の中にこういうのがありました。
「変わるリスクと変わらないリスク。選ぶなら変わるリスクをとりなさい」
自分は変わるリスクをとっているのだろうか、知らず知らずのうちに変わらないリスクさえも
とっていないのでは、と思いました。
何かと今、うなぎ業界は変わるリスクを必要としています。
その渦中にいる自分も同じこと。
一歩を踏み出せるきっかけをいただいたようでした。
講演後、懇親会で、ある会社の社長様とお話をさせていただきました。
この社長様は、地元浜北で長年、土木、エクステリア等をやっていらっしゃる
大きな会社の社長様です。
息子さんが同級生であり、自宅の外構をやっていただく会社様でもあります。
「私が社会人になったころ、月給は1000円だった。もともと農家だったうちの
父親は背広ひとつ持っていなかった。私は月100円ずつ貯金し、5年間貯めて
父親に背広を買ってあげたんだよなあ~。亡くなる前まで大事に着てくれてねえ~」と。
17年前に亡くなっている私の父親。57歳という年齢で、まだまだ元気でいると
思っていた矢先の事。
自分は生前、父親に何かしてあげたのだろうかと思うことが何十回とありました。
今でも、仕事で悩む時、墓前で手を合わせることもあります。
亡き父親にやれなかったこと。今でも元気な母親にやれること。
家内にも子供にもやってあげたいこと。
会社のスタッフにもしてあげたいこと。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、やっていない自分もいる。
いろんな人にお世話になりながら生きていると改めて感じた瞬間でした。