当店のこだわり!

うな

2008年06月18日 20:20


こんばんは!うなさんです。

今日から、数日にわたって、活きたうなぎから白焼になるまでのご案内をしたいと
思います。

昨日、愛知県の一色町のうなぎ組合で産地偽装が発覚しました。

これは、育ちの遅いうなぎの子供(クロコ)を台湾に輸出し、大きくなってから
再度、日本に輸入するというやりかたで、私達の中では「里帰りうなぎ」
呼んでいます。

現状、法律では、うなぎは大きくなるまでの生育期間の中で、もっとも生育期間が
長い産地を明記することになっています。

なので、台湾や中国に輸出し、大きくなってから日本に輸入しても、生育期間が
日本が一番長ければ、産地は「国産」となります。

これをやっている問屋は、浜名湖、愛知県ではごくわずかです。

実際、浜名湖周辺の問屋さんでもやっているところはあります。

当店は、その問屋さんとは、一度も取引がなく、また今回発覚した
愛知県のうなぎ組合とも取引はありません。

なので、安心してお買い求めください。


それでは、気を取り直して、第1弾!

今回は、「活きうなぎ」です。

当店では、うなぎは活きているものから捌いていきます。

食堂でも、自分のところで捌かなかったりするところって
以外に多いんですよ!

当店は、地下60mと100mの2つの井戸から水をくみ上げ、
タンクの中に一度入れます。
これは、空気と攪拌することで、地下の硬い水を柔らかくし、
うなぎに適した水にする為です。

この水で24時間、活かしています。
水は垂れ流しなので、よくよく考えてみると、すご~くもったいないんです。

うちの井戸のポンプは1分間に1.4トンの水をくみ上げる能力を持っています。
なので、これからの繁忙期では、1回に1トン(4000匹)以上のうなぎを仕入れますが、
十分まかなえるだけの水を確保しています。

最大で8000匹以上は一度にうなぎを活かすようになるので、このくらいのポンプが
必要です。

そして、うなぎの「臭み」を取り、捌いていくんです。

ということで、次回は「うなぎを捌く」です。


明日も是非見てくださいね♪